小さなイグアナを飼いだして、1ヵ月・2ヵ月と矢のように月日が流れ、日一日と大きくなって行く我が「イグアナ」。

これから飼おうと「イグアナについて知りたい。」「イグアナの飼い方は?」「イグアナのHOW TO〜」を求め検索して来られた方のお役に立つページをと思い、私が経験してきたささやかなノウハウを、初級の「入門編」として紹介します。

  飼育の仕方
  ケージ(おうち)

  餌(食べ物)

  トイレ

  

ああ

ケージ(おうち)
ペットショップですすめられるケージはほとんどが60cm水槽だと思います。最近では、お店の方もイグアナが大きくなる事を知っているので、「半年から一年くらいしか使えない。」と言ってくれたりしますが、ショップにはイグアナ専用のケージがないのが現状です。だから店員さんも水槽をすすめざるをえないのだと思います。
そこで私を含めイグアナ飼育者の皆さんは、植物栽培用の室内温室を使っている人が多いです。私はこれをネットショップで購入しました。価格は20,000円くらいでアルミ枠製の全面ガラス張りの丈夫な物で幅85cm、奥行45cm、高さ150cm位の大きさです。ちなみにこれは組立式です。
もっと背の高い物(180cm)になると一挙に値段が高くなり、6万円前後にもなります。ケージは大きい程良いとは思いますが、その内、多分室内放し飼いになると思います。それを考えると高さ150cmの安価な温室でいいような気がしますが・・・。

一年後(2004.6月)・・・・・放し飼いになっています。

次に流木のような木の枝ですが、これは樹上生活をするグリーンイグアナには必需品だと思います。私の場合公園で太めの枝を拾ってきてダニなどの駆除に60度くらいの湯を湯舟に入れて丸一日浸けておきました。
表皮をむいてきれいな丸太にしたのですが滑らかすぎてすべります。そこでそれにシュロ縄を巻き、つかまりやすくしました。これをケージの中で斜めに配置し登っていけるようにしています。

次にツゥルーライト(フルスペクトルライト)という紫外線を照射する蛍光灯を温室の天井に装着(吊るす)します。これは自然の中で生息している爬虫類などは太陽光から発する紫外線を浴びることで体内にビタミンD3を生成しカルシウムを栄養として吸収させる働きがあります。室内飼育では自然の太陽光を浴びる機会が少ないので紫外線を放射するこのツゥルーライトが必ず必要なアイテムとなります。価格は20Wで1本4000円位(器具部本体は別)です。間違っても観賞魚用の蛍光灯は使わないでください。イグアナが骨の病気で奇形になるそうです。

次にホットスポット用のレフランプをイグアナが体を暖めやすい流木の上30cmくらいの位置を光源にして照らしてください。クリップでアルミの枠に噛ませるようにして装着します。私は50Wのレフランプです。イグアナの身体を太陽熱の代わりとして暖めるために必要です。夏場などは温室の中自体が暑くなりますので時々消灯するなどして温度管理に気を付けています。夕方太陽が沈む頃消灯しています。

次に温度計湿度計です。私はこれを温室の下30cm位の高さと1.2m位の高さに設置しています。上下で温度と湿度が違って来るので飼育に最適な温度と湿度を見つけてください。ちなみに私のピコの最適温度は30度位です。湿度は60%です。温度が32度以上になると肩で息をするような感じで辛そうだし、28度以下になるとなんだか元気がなくなります。湿度にしても60%キープで順調に脱皮をし、また脱水状態にもなっていません。湿度60%を維持するために私は昼間、霧吹きでガラスにプップッと吹き付けたり、夜間は加湿器を使用しています。

最後に、夏の間では暖房設備ははっきり言って必要ありません。(注=私の住んでいる場所は大阪市です。)私もこれから初めての冬を経験する事になるのですが、私はやぐらコタツの電熱部分を取外し温室の下部分に設置しています。コタツはサーモが付いているので最適な温度に調節するつもりです。そして、ホットプレートはフィルムタイプを設置しています。



餌(食べ物)
もし、購入されるショップの店員さんがキャベツだとか、ほうれん草、コオロギなどと教えているとしたらそれは間違いだそうです。グリーンイグアナは草食です。コオロギは食べない(動物性タンパクはだめ)そうですし、またキャベツやほうれん草は身体に良くないらしく与えてはだめだそうです。
餌については、多くのベテラン飼育者の方々が与えておられる物とほぼ同じ物を与えています。
チンゲン菜、小松菜、モロヘイヤ、カボチャ、人参、イグアナフードなどです。
チンゲン菜や小松菜、モロヘイヤは身体の大きさに応じて始めの頃は小さくちぎって与えていましたが、最近では葉っぱそのままを手に持ってうまく食べられるように動かしながら与えたりしています。カボチャや人参は人によってゆでたり、薄くスライスしたりと飼い主によって違います。私はすりおろして、それを葉っぱなどの上に少量塗ってその鮮やかな色を見せると食い付いてきます。それをだいたい2〜3時間おきにあたえています。(生後一年後くらいからは一日一回くらいだそうです。)分量は自分がほしくなくなると目をつむったり、そっぽを向くのでそれを目安にしています。
毎朝皿の上に葉っぱをちぎってその上にイグアナフードをパラパラとまき、霧吹きで湿らせて朝食として1回目を与えますがピコは上のイグアナフードだけ食べ野菜は食べません。なぜ皿の野菜を食べないかわかりません。皿から葉っぱの一片を手に取って与えると食べたりします。
ベテラン飼育者の方は他に豆腐、果物、枝豆タンポポ、ハイビスカスといった花類も与えておられるようです。「色々ためしてみましょう」とのことですが、行き過ぎた冒険はくれぐれもしないように・・・。花や観葉植物のなかには毒になるものもあるそうです。

三年後(2006.10月)・・・ピコはイグアナフードを食べなくなりました。

次に餌と言うより水分補給用の水ですが、ペット用の器に用意していますがピコは飲みません。野菜に含まれている水分だけで過ごしてきました。未だに水を飲まない理由が解りません。あなたのイグアナは飲むかも知れません。飲まないかも知れません。用意はしておいた方が良いと思います。
そして、砂も必要なものらしいです。ピコも砂は食べます。砂の役目は知りませんが、一日数回バットの砂を少量つまんでいます。私は赤玉土をバットに用意しています。鹿沼土を与えておられる方もあるようです。間違っても肥料の入った土は与えないでください。



トイレ
トイレは毎日の事なので、そしてその内に放し飼いを考えると必ず躾(しつけ)ておかなければならない問題だと思います。
ピコの例で言うと、始めの一ヵ月の間はどこででもしました。特に自分の止まり木のちょうど顔が来る部分にしだしたので、写真のようにティッシュを巻いてティッシュごと取り替えていた時期もありました。いつまでたっても治りません。思いきって止まり木を取外してみたら、トイレをする場所がなくなって幸いケージの下まで降りて行き、すみっこでするようになり、その場所に器を置いてやるといつの間にかその中ですることを覚えました。そこがトイレの定位置になりました。約一ヵ月ぶりに止まり木を元の位置に配し様子をみると、もう木の例の場所ではしなくなっていました。これはトイレを覚えさせる方法の一例です。

しかし、私は失敗してしまいました。参考までにご報告しておきます。
トイレを覚えたその頃から頻繁に部屋の中で遊ばせるようになったのがいけなかったのか、またどこででもするように元に戻ってしまいました。と言うのは、部屋の中で糞をされては困るので、部屋へ出す前にケージ内でトイレをさせ、その後部屋に出すようにしたのです。すると、ピコはトイレをすれば部屋で遊べる事を学習したのでしょう。早く部屋へ出してほしいその一心で、早くトイレを済ませようと下まで行かずガラス戸の近くで済ませるようになってしまったのです。そして餌を食べなくなった事にも反映します。餌やりはガラス戸を開けてやるのですが、戸が開くと同時に出口へ一目散!外へ出ようと餌どころではありません。餌など眼中にないのです。餌で行手をさえぎり無理矢理にでも喰わせるのですがそれでもごく少量をいやいや仕方なく食べている様子です。分量の餌を食べないので、非情にもガラス戸をピシャリと閉めるとガリガリ、ガリガリ戸を引っかき続けます。これのくり返し。03年9月6日現在まだなおりません。
これからまだまだ永い付き合いが続きます。もう一度しっかりしつけようと思います。考えて見ればまだ生後5ヵ月の幼体でしかないのでいくらでもチャンスがあると思うので気長に取り組もうと思っています。

1年後の変化(04.9月以降)
今ではちゃんとケージの例の場所でトイレをするようになりました。
室内のどこにいても、トイレが近くなるとソワソワし出して頻繁にトイレの方を見るので「あっ、トイレだな」という事がわかります。「よし、おいで」と声をかけ、手を出すと案の定よじ登ってきます。肩につかまりながらトイレの場所まで運んで行くと、今では右下写真のピンクの器(幼体の頃の同じ形の倍以上の器)の上にまたがりトイレをします。小さい頃はまるで鳥の糞状態でしたが、今ではネコの糞くらいの量をおしっこもろとも大量にするようになっています。鳥の糞どころではありません。

右の写真は2006年8月末のトイレの様子です。一度覚えたスタイルは忘れません。




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