記念式典校長挨拶



皆様こんにちは。

 まさに秋本番、今日の良き日に太田看護専門学校創立40周年記念式
典を開催させていただき大変ありがとうございます。本日は、清水太田
市長様、群馬県知事様、県医師会長様、多くの郡市医師会長様、看護学
校校長様をはじめ多数の来賓の皆様方、関係者の皆様方のご臨席を賜
り、誠に光栄でございます。厚く御礼申し上げます。

 お陰様で、太田看護専門学校は、創立40周年を迎えることができま
した。日頃本校の運営事業にあたり、物心両面にわたりご支援、ご協力
を賜り心より感謝申し上げます。

 さて、看護師不足は、戦後ずっと現在に至るまで継続しており重大な
懸案であります。特に昭和30年代、40年代、看護師不足は深刻な状
況であり、県内の幾つかの医師会におかれましても、時代の要請に応え
て高等看護学院が開校されました。太田市においても昭和46年4月1
日、群馬県医師会立太田高等看護学院が設置され、同年6月30日認可
されて以来、40年の歳月が流れました。昭和49年に進学課程として
見事に学業と仕事を両立させた19名の卒業生を世に送り出し、これま
で第38回生まで948名の看護師を誕生させております。当地域の医
療、保健、福祉、介護事業等に多大なる貢献を果たしておると自負して
おります。

 地域医療を充実させるためには、18歳人口が減少する少子化のな
か、看護職員の確保対策、高齢化の進展に対応する看護サービスの拡充
と、看護職員の資質の向上が重要であります。戦後の極度の看護職員不
足のために准看護師制度は昭和26年に始まり、准看護師養成に関して
はこれまでたびたび問題の提起があったところですが、地域医療の現場
で准看護師の果たす役割は大きく、現在でも日本中で約37万人が就業
し、毎年約1万8千人が養成され、地域医療の根源を支えており、なく
てはならない制度と考えております。准看護師を看護師にレベルアップ
する進学課程は、看護師への道の選択肢の一つとして大切であります。
就労と学習の厳しい課程の中で、生徒の学習意欲は高いものがありま
す。

 顧みますと本校は、昭和50年4月1日より社団法人太田市医師会立
太田高等看護学院となり、昭和54年4月より群馬県下最初の昼間定時
制に代わり、昭和56年4月より太田看護専門学校となり現在に至って
おります。

 本校は、実習施設の充実をインターネット等で検索して応募してくる
志願者も多く、この40年間本校を懸命に支えて下さいました実習施設
である県立がんセンター、総合太田病院、三枚橋病院、太田市保健セン
ター、由良保育園、みづほの里、聖寿園、訪問看護ステーションふじあ
く、訪問看護ステーションたんぽぽ、深川医院、伊藤産婦人科、岩崎医
院、金山学園、ひまわり学園に深甚なる感謝を申し上げます。

 更には、日頃の授業を担当して下さる講師の先生方、臨地実習のご指
導をいただく臨床指導者の皆様方にも大変お世話になり、ここに重ねて
厚く御礼申し上げます。

 社会環境の変化、少子高齢化の進展、疾病構造の変化、看護体制の変
化等により看護教育も大きく変わり、看護の質の向上が要求され、看護
教育の大学等への高学歴化も進んでおり、看護教育カリキュラムも数年
で変更となっております。昭和53年より准看護師を養成した太田看護
専修学校が、平成13年3月閉校となり、必然的に本校の志願者も周辺
の准看護学校の卒業生が多くなり、志願者そのものの減少もあります
が、太田地域では平成20年現在、1412名の看護師、632名の准
看護師が就業しており、看護の質の向上のために進学課程がまだまだ存
在価値があり、太田市医師会の重要な事業であることには変わりがな
く、看護師になりたいという生徒が存在する限り、願わくば学校の存続
を図りたく太田市医師会員、関係各位のご理解、ご協力を切にお願いす
る次第であります。

 これからも地域医療を充実させ、できるだけ安心安全の医療を提供す
るために、地域医療の第一線で活躍する、優しい人間愛のある看護師の
養成を、皆様のご協力を得て継続できますよう頑張らせていただきま
す。更なる太田看護専門学校の発展のため、来賓の皆様方、関係者の皆
様方のひき続きのご支援、ご協力、ご鞭撻をよろしくお願い申し上げま
す。 結びに、ご列席の皆様方のご発展、ご活躍、ご健勝を祈念申し上
げ、言葉整いませんが、本日の挨拶とさせていただきます。本日は誠に
有難うございました。(礼