ヒッチハイク


一人旅と言えば、ヒッチハイク! なんか旅してるって感じするじゃん! ワイルドだし、武勇伝的だし、フリーダム全開じゃん! やるっきゃ無いじゃん!
 
でもちょっと考えてね。某TV番組によって一世を風靡したヒッチハイク。 貧乏旅でヒッチハイクのみで大陸横断! あれを見て「おースゲー!」とみんな思ったよね。自分もなんかわくわくしたし「こんな旅自分もしてー!」と思った。 でもあれは、TVなんだよ。二人で旅してる様に作ってあるけど実際は、大勢のスタッフが周りにいるんだ。彼らは、安全なんだよ。 なんかあったら助けてもらえるし、もっと大事になればバックにはテレビ局がついている。 ヒッチハイクする車だってスタッフが選んでいるかもしれないし、もっと言えば、金で雇っているのかもしれない。 もちろんこれは、自分の仮説だけどね。でも安全が確保されていると言うのは、事実だ。もし何かあればとんでもない事になる。もちろん番組打ち切りだしね。 あれは、あくまでもテレビ番組なんだ。 みんなで、一生懸命作っている物なんだ。 だから、決して安易にヒッチハイクなんてするものじゃーない。

自分も、一度だけNZでしょうがなくヒッチをやった。 やらざるを得なかったんだ。偶然にもいい人達だった。 偶然にも・・・。
この時は、自分もまだヒッチがどれ程危険かは、考えた事も無かった。 自分が、ヒッチがどれだけ危険かわかったのは、地球一周の旅に出てからの事だ。

スリランカでの事。 モハメドと言う青年と奴の姉の車でスリランカを周る事になっていた。もちろん彼からの申し出だ。自分も一度は、それにノッテ周る気になっていた。 でもある事から、奴が偽名を使っている詐欺師だとわかった。 スリランカでは、睡眠薬強盗と言うのが結構あって、食べ物等に睡眠薬を入れて相手を眠らせ、その間に現金等を奪い人気の無いジャングル等に眠っている人間を捨ててくると言う物。
でも酷い時になると、致死量の睡眠薬を入れられると言う。 自分は、モハメドの家に2回も行っていたので奴の家を覚えている。だから目が覚めてしまえば彼は捕まる。 もし、あの時奴と一緒に車で周っていたら自分は二度と目覚めなかったのかもしれない。

これは、聞いた話だけどベトナム・サイゴンのバイクタクシーは、悪徳な物があるという。 バイタクを拾い「何処何処に行きたい」と言い走り始めるんだけど、ほんとにこれでいいの??って位さびしい所に連れて行かれる。 そこに奴の仲間が何人かいて、袋叩きにあった挙句金目の物全てを奪われた。


こんな感じなんだよ、ヒッチハイクって。 「何処に行きたい」といって山の中に連れて行かれても初めての場所なのでこれが合ってるルートか間違ってるルートかもわからない。 「これで本当にあってるの?」と聞いても、「これが近道なんだ」 と言われれば黙るしかない。 運が良ければ命だけは、取られないかもしれない。 一人旅なんて鴨がネギしょって歩いているような物なんだ。 何されてもわからないんだよ。ジャングルに埋められたとしてもね。 だから、ヒッチハイクなんて絶対にやる物では無い!!
今、ヒッチハイクの旅を計画している海外旅行ビギナーのあなた!! 頼むから、やめてね。
旅エキスパートな君には、オイラが言う事では無いので・・・。